危険物試験 法令問題対策ノート

こんな問題が出るらしい。

危険物試験 法令問題対策

危険物取扱者 法令のポイント

危険物取扱者試験は「法令」「物理化学」「性質消火」の3分野がそれぞれ60%以上の正答を選ばなければ合格できません。

このページでは危険物取扱者試験に出題される物理化学分野の重点をわかりやすくまとめていきます。

危険物試験 法令問題対策ノート

危険物に関する法令分野の出題がある危険物取扱者試験。

…とは言っても、消防法を始めとする法律や意味の全てをそのままなぞって解説・掲載することになりかねないため、基本的には市販の危険物試験対策テキストを購入して、要点を勉強してください。

このページでは勉強の進め方について解説します。

このページのポイント

危険物試験の法令問題の難易度を知る

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危険物取扱者試験 法令科目の対策勉強ガイド

どんな出題がされるんだろう?

<例題>

☆危険物を運搬する時、混載しても差し支えない組み合わせとして、次のうち正しいものはどれか。

(1)第1類の危険物と第2類の危険物
(2)第2類の危険物と第3類の危険物
(3)第3類の危険物と第4類の危険物
(4)第5類の危険物と第1類の危険物
(5)第6類の危険物と高圧ガス

★正答は(3)です。


また、リーグ戦の対戦表のように、四角い表の中に〇×が並んでおり、穴埋めの選択肢として出題されることもあります。

1類 2類 3類 4類 5類 6類
1類 × × × ×
2類 × × ×
3類 × × × ×
4類 × ×
5類 × × ×
6類 × × × ×

↑こんな感じで。

法律の原文上にこんな表はありませんが、霞が関の人たちが考えた難解な文言を解釈するとこうなる…という危険物関係の法律をちゃんと理解しているかを問われるステージが危険物に関する法令(法令)問題。

乙種・甲種は15問、丙種は10問出題されます。

…というような問題形式ですので、市販の合格対策テキストと問題集テキスト×2~3冊を購入し、勉強を進めていくと「よく目にする問題」というのがわかるようになってきます。

あらかじめ知っていないと正しい解答に辿りつくのが難しい物理化学の分野ですが、試験実施者の立場に立って考えてみましょう。

入学試験と違い、合格者数に上限無し

わざわざ意地悪でほとんどあり得ない状況の例題を作って無意味に難しく問題作成する必要はなく、危険物取扱者として基本的な知識が身に付いているか、、それの判定(=危険物を取り扱う資格あり!)を目的に「免状」を交付する…そういう資格試験です。

つまり、、「よく見かける頻出問題=覚えるべき知識」であり、ひいてはそれが危険物取扱者試験の合格へとつながります。

下の項目はそのような「物理化学分野」に関するごく一部の基本的な内容です。本当の試験勉強は市販の対策テキストを2~3回ほどちゃんと覚えながら目を通して勉強していきましょう。


危険物に関する法令[法令]分野の出題範囲例

消防法による「危険物」とは?

★取り扱い物質の範囲外であっても他類危険物の概要は試験に出されます。一見「性質消火」科目のようですが、危険物の定義として「法令」科目での出題となります。

<第1類危険物>

☆酸化性固体…固体

◎そのもの自体は燃焼しないが、可燃物と混合され、熱、衝撃、摩擦等によって分解し、強く酸化させ極めて激しい燃焼を起こさせる。

<第2類危険物>

☆可燃性固体…固体

◎火炎により着火しやすい。または比較的低温で引火しやすい。

<第3類危険物>

☆自然発火性物質・禁水性物質…液体または固体◎空気にさらされると自然発火する危険性を有するもの。

◎水と接触して発火・可燃性ガスを発生するもの。

<第4類危険物>

☆引火性液体…液体

◎引火性を有する液体。

<第5類危険物>

☆自己反応物質…液体または固体

◎加熱等により分解等の自己反応により発熱・爆発的に反応するもの。

<第6類危険物>

☆酸化性液体…液体

◎そのもの自体は燃焼しないが混在する他の可燃物の燃焼を促進する液体。

繰り返しますが「市販の危険物テキスト・参考書」を2~3冊購入して勉強を進めてください。

複数の参考書で重複する項目を重点的に頑張り、確実に覚えましょう。

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以下、続き。

指定数量の倍数計算

★指定数量とは、危険物についてその危険性を勘案して政令で定める数量。わかりやすく言えば、各物質の危険度によって「何リットルまでが危険物取扱者の資格が必要」というような感じのものです。

指定数量未満のものは取扱責任者が必要なかったり(自宅のストーブやバイクにガソリンを入れたままにしておける等)、貯蔵設備の規模によって指定数量の何倍まで貯蔵してよいかなど、法令上知っておかなければならない係数です。

丙種危険物取扱者は「第4類危険物(引火性液体)」のみの取扱区分ですので、4類物質の指定数量と計算方法を覚えておきましょう。

<指定数量計算方法>
Aの貯蔵量   Bの貯蔵量   Cの貯蔵量  
―――― ―――― ―――― =倍数
A指定数量   B指定数量   C指定数量
<指定数量計算例題>

★ガソリン600リットル、灯油3000リットル、重油2000リットルの指定数量

◎ガソリンの指定数量は200リットル、灯油の指定数量は1000リットル、重油の指定数量は2000リットルなので…

600   3000   2000  
―――― ―――― ―――― =7倍
200   1000   2000  

上の分数表示はスマホでは表示が崩れているかも。

貯蔵所の区分

<屋内貯蔵所>

☆屋内の場所において危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

◎保安距離必要・保有空地必要。

<屋外タンク貯蔵所>

☆屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

◎保安距離必要・保有空地必要。

<屋内タンク貯蔵所>

☆屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

<地下タンク貯蔵所>

☆地盤面下に埋没されているタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

<簡易タンク貯蔵所>

☆簡易タンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

◎保安距離不要・保有空地必要。

<移動タンク貯蔵所>

☆車両に固定されたタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

◎保安距離必要・保有空地必要。

<屋外貯蔵所>

☆屋外に置いて第2類の危険物のうち硫黄、硫黄のみを含有するものもしくは引火性固体(引火点が0℃以上のものに限る)または第4類の危険物のうち第1石油類(引火点が0℃以上のものに限る)、アルコール類、第2石油類、第3石油類、第4石油類、動植物油類を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所。

◎保安距離必要・保有空地必要。

…と、いうような知識が問題文の中で時々出てきます。

法令分野の注意点としては、物理法則や化学の性質と異なり「法律はコロコロ変わる」ということ。

ほんの数年の間に有人だったガソリンスタンドがセルフ給油スタンドになったり、パカパカケータイ電話が、電話機能付きの小型のコンピュータ(=スマホ)になったり、法律をバンバン変えていかなければ日常生活に支障をきたすため、法令は人為的に変更されています。

では、法令問題の要点をもう少し。

取扱所の区分

<給油取扱所>

☆固定した給油設備によって自動車等の燃料タンクに直接給油するため危険物を取り扱う取扱所。

◎保安距離不要・保有空地不要。

<第1種販売所>

☆店舗において容器入りのままで販売するため指定数量の倍数が15以下の危険物を取り扱う取扱所。

◎保安距離不要・保有空地不要。

<第2種販売所>

☆店舗において容器入りのままで販売するため指定数量の倍数が15を超え40以下の危険物を取り扱う取扱所。

◎保安距離不要・保有空地不要。

<移送取扱所>

☆配管及びポンプならびにこれらに付属する設備によって危険物の移送の取扱いを行う取扱所。

◎保安距離不要・保有空地必要。

<一般取扱所>

☆上記以外の取扱所。

◎保安距離必要・保有空地必要。

保安距離・保有空地

<保安距離>

保安距離は、火災、爆発等の被害が保安対象物に対して影響を及ぼさないように一定の距離を定めたもの。

◎保安距離不要・保有空地不要。

保安距離 対象物
3m以上 7000V~35000Vの特別高圧架空電線
5m以上 35000V超の特別高圧架空電線
10m以上 他の住居の用に供する工作物
20m以上 高圧ガス貯蔵施設
30m以上 学校・病院等の多数人収容施設
50m以上 重要文化財等の建築物
<保有空地>

保有空地は消防活動及び延焼防止のために周囲に確保しなければならない空地。

時代の流れで法律が変わり、数字が違う場合があります。

覚えていれば、数秒で答えに辿り着くことができるでしょう。


法令分野の勉強のコツ

有料商売である「参考書」は侮れない

『紙』に価格をつけて「売り物」にしている書籍・出版物はしっかりまとめられているので、本当に試験に受かりたいのであれば、お金を出して勉強の本を購入した方が自分のためです。

…と、言うのが、法令分野の勉強のコツ。

かんたん参考書検索

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危険物試験対策本の「改訂版」というのは、コロコロ変わる法令分野の内容を著者や出版社が確認し、改訂・刷新した紙(本)をテキスト(教科書)として販売しているわけです。

常識的なことですが、そもそも暗記するだけで受かる試験なのでそれが一番早い道。法令分野の内容は10年前の古本にある内容を覚えると知識がめちゃくちゃになるので一冊は新しい参考書を買いましょう。

大丈夫、60%正解すれば合格できる試験です。
参考書で解説されている内容を8割覚えれば受かります。 (^_-)-☆

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