乙種第3類危険物(乙3)試験対策ノート【目次】

乙3危険物の性質勉強。

乙種第3類危険物(乙3)試験対策

危険物取扱者 乙種第3類

第3類危険物は「自然発火性物質」「禁水性物質」の取扱い資格。

水をかけると発火するという一般常識を覆す物質特性を有する物質は、まさに危険物取扱者の有資格者の立会いを必要とする類と言えます。

おつしゅだいさんるい…通称「乙3(おつさん)」

乙種 第3類危険物 乙3

3類の取り扱い危険物の個々の性質の特徴は比較的覚えやすいと思うので、他類と併願受験をする時は苦手な類と同時受験してもよいかもしれません。

このページのポイント

乙3危険物の性質と試験対策の目次

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いきなり簡単な目次

乙種第3類(自然発火性物質・禁水性物質の性質・火災予防・消火)

ここではこの類の試験に必要な「性質消火」対策として必要な範囲をまとめてあります。「物理化学」「法令」対策については別ページにまとめてあるので、科目免除を受けない方は「物化・法令」も同時に勉強・理解しましょう。

※以下↓の物質名から各個別性質解説ページへ飛びます。


カリウム…紫色の炎、空気中の水分で水素発生、吸湿性と潮解性、灯油・軽油の保護液保存…

ナトリウム…黄色の炎、空気中の水分で水素発生、灯油・軽油の保護液保存…

アルキルアルミニウム…ベンゼン、ヘキサンで希釈し反応抑制、水・空気と接触させない…

アルキルリチウム…ヘキサンなどで希釈し反応抑制、水・アルコール・空気と接触させない…

黄りん…りん光を発する、猛毒物質、水中貯蔵の自然発火性物質…

リチウム…金属中最も軽い、水・空気・ハロゲンと反応、カルシウム…酸化カルシウムへ…

ジエチル亜鉛…無色の液体、水・空気と反応する、ジエチルエーテル・ベンゼンに溶ける…

水素化ナトリウム…約800℃で分解、酸素と230℃以上で反応、水素化リチウム…白色…

りん化カルシウム…水でホスフィンガス(りん化水素)を発生、ジホスフィンで自然発火…

炭化カルシウム…水との反応でアセチレンガスを発生…

塩素化ケイ素化合物~トリクロロシラン…水と反応し水素・塩化水素ガスを発生…

水分と接触すると何が発生するか、また、各物質の形状もよく出題されています。水中に保管できる黄リンは禁水性ではないことに注意しなければなりません。

また、2類の赤リンや硫化リンと名前が分からなくならないように併願受験の時は出願時に日程を変えた方が学習負担は減るかもしれません。

科目免除無しで受験する方は物化、法令問題も60%取らなくてはなりません。物化・法令の試験問題は他の乙種と共通のものになりますが、乙4のようにガソリンスタンドの細かい規制等は出題されませんので、それほどみっちり覚え込む必要はありません。

ある程度基本を押さえたら、問題集をこなして確認することも忘れずに性消を覚え込みましょう。

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乙3危険物取扱者 資格マスター

乙種第3類 共通重要項目

一般的概要

自然発火性物質および禁水性物質とは、固体または液体であって、空気中での発火の危険性を判断するための試験において一定の性状を示すもの、または、水と接触して発火し、もしくは可燃性ガスを発生する危険性を判断するための試験において一定の性状を示すもの。

共通危険性

水と反応して反応する禁水性のものや、空気との接触で自然に発火する自然発火性のものがあるが、ほとんどの物品は両方の危険性を有している。
空気中に置かれた場合や、水と接触した場合はただちに危険性が生じる。

共通火災予防

禁水性物質は水との接触を断ち、漏水や親水には最新の注意を払うこと。
自然発火性物質は、空気に触れないようにするとともに、炎、火花、高温体との接触または加熱を避ける。
保護液(灯油・軽油)の中に保存する時は、小分けにして、保護駅から露出しないようにする。
容器の腐食や破損を防ぐ。

共通消火方法

禁水性物質の消火には注水は厳禁。炭酸水素塩類などを用いた粉末消火薬剤を使用する。
乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩はすべての第3類危険物の消火に使用できる。

乙種第3類危険物の活用例

試験には出ませんが当該危険物に関連する業種や職種、商品を知っておくことで理解しやすくなります。

<第3類危険物の使われ方>

原子炉冷却材・光電管・高温温度計・還元剤・陰イオン重合触媒・合成樹脂重合触媒・リン化合物・発煙剤リチウム電池・合金添加剤・合成ゴム重合用触媒・脱硫剤・脱酸剤・医薬品・半導体製造・水中信号筒 など

上のような物や場所で利用されているのがこの類の危険物です。