ヒドラジンの誘導体の性質・指定数量 -乙5危険物試験-

乙5危険物の性質勉強。

ヒドラジンの誘導体の性質 重要暗記項目

危険物取扱者試験で出題される危険物の「性質消火」問題の暗記ポイントをまとめていきます。

乙5/甲種危険物自己反応物質


ヒドラジンの誘導体

硫酸ヒドラジン

指定数量 100キログラム
第2種自己反応性物質
危険等級 Ⅱ

ヒドラジンをベースに付加反応などによって生成した化合物。

融点

254℃

比重

1.37

上記は基本概要です。危険物試験合格には下段の性質・特徴を把握し覚えましょう。

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ヒドラジンの誘導体の性質&指定数量

硫酸ヒドラジンの性質


<指定数量>

◎100キログラム

<形状・性質>

◎白色の結晶 ◎比重1.37、融点254℃ ◎冷水に溶けない。 ◎温水に溶けて酸性を呈する。 ◎アルコールには溶けない。 ◎強い還元力を有する。 ◎融点以上に加熱すると、アンモニア、二硫化硫黄、硫化水素を生成し分解する。 ◎アルカリと接触するとヒドラジンを生成する。

<危険性>

◎融点以上に加熱すると、アンモニア、二硫化硫黄、硫化水素を生成し分解する。 ◎酸化剤と激しく反応する。

<貯蔵・取扱いの注意>

◎火気厳禁。 ◎直射日光を避け、風通しのよい場所に保存する。 ◎アルカリ、酸化剤と接触しないようにする。 ◎防塵マスク、保護眼鏡、ゴム手袋を着用し取り扱う。 ◎加熱、衝撃、摩擦を避ける。

<消火の方法>

◎安全な場所から大量の水で消火する。

以上は危険物取扱者試験(性質分野)に出やすい部分の「抽出」です。

確実に試験に合格するためには必須の暗記・整理項目なので、頑張って記憶していきましょう。

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乙5危険物取扱者 資格マスター

乙種第5類危険物 共通重要項目

一般的概要

自己反応物質とは、爆発の危険性を判断するための試験で一定の性状を示す固体もしくは液体、または加熱分解の激しさを判断するための試験で一定の性状を示す固体または液体。

共通危険性

いずれも可燃性の個体、または液体で、比重は1より大きい。
一般に可燃性物質と酸素供給源とが共存している物質であるため、極めて燃焼速度が速い。
加熱、摩擦、衝撃などにより発火し、爆発するものが多い。
空気中に兆時間放置すると、分解が進み自然発火するものがある。
引火性のものがある。
金属と作用して爆発性の金属塩を形成するものがある。

共通火災予防

分解しやすいものは、特に室温、湿気、通風に気を付ける。
火花、炎、高温体との接近、加熱、衝撃、摩擦を避ける。
分解を促進する一切の要件を断つ。
容器の破損、亀裂が起らないように注意して取り扱う。

共通消火方法

第5類危険物は爆発的に燃焼し、かつ燃焼速度がきわめて速いので、少量または初期以外は消火は困難である。
酸素を含有しているものは、窒息消火をしようとして空気を遮断しても火は消えない。
大量の水で冷却して消火する。

乙種第5類(自己反応性物質の性質・火災予防・消火)

ここではこの類の試験に必要な「性質消火」対策として必要な範囲をまとめてあります。「物理化学」「法令」対策については別ページにまとめてあるので、科目免除を受けない方は「物化・法令」も同時に勉強・理解しましょう。

※以下↓の物質名から各個別性質解説ページへ飛びます。


メチルエチルケトンパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド…

硝酸エチル、ニトロセルロース(無煙火薬・コロジオン・セルロイドの原料)、ニトログリセリン…

ピクリン酸…黄色の結晶、金属塩を作る。トリニトロトルエン…爆薬、金属と作用しない…

ジニトロソペンタメチレンテトラミン…DPT、ホルムアルデヒド、アンモニア、窒素を生じる…

アソビスイソブチロニトリル…AIBN、窒素とシアンガスに分解する…

ジアゾジニトロフェノール…DDNP、アセトンに溶ける。光で褐色に変色する…

硫酸ヒドラジン…冷水に溶けないが温水に溶け、アンモニア、二硫化硫黄などを生成…

アジ化ナトリウム…300℃で窒素ガスとナトリウムを生成、硝酸グアニジン…大量の水で消火